ライフステージに沿った女性のアーユルヴェーダ
~更年期編~
神戸から、インドの国家資格であるアーユルヴェーダ医師の浅貝賢司先生(写真向かって右)と
金沢から金沢大学の佐々木先生(写真左)にお越しいただき、研修会に参加してきました。
アーユルヴェーダというと、おでこにオイルを垂らす施術を想像する方が多いと思いますが、
サンスクリット語のアーユス(生命/寿命)とヴェーダ(知恵/真理)から成り、
「生命科学」と訳されます。
テーマは、「人生」。
自分について知る医学です。
知識だけでなく実践を通して、身体と心の健康実現を目指します。
人間の体質論であるヴァータ、ピッタ、カパというドーシャ説が特徴です。
季節や体質にあったアドイスを元に、健康をめざす医学ですが、
もちろん病気になった時も対処します。
西洋医学が、「治療医学」なら、
アーユルヴェーダは、「予防医学」。
ヨガとアーユルヴェーダの生命観はリンクし、密接に関連しています。
日本では、内科、整形外科などの科がありますが、
アーユルヴェーダにも8科あります。
内科、外科・・・の他に
「若返り科」
なんていう科もあるんです。
浅貝先生は、いつもそういう面白い話から始まり、本格的な話に入っていきます。
人の年代別に変化するところ、また、気づいた時から始めるセルフケアの大切さ、
コロナウィルスが心配な今、風邪やインフルエンザ対策を日常生活でできる事。
美肌のためや心の健康についてなど、どれも興味深くあっという間に時間が過ぎます。
佐々木先生は、植物大好きの薬剤師の資格もお持ちの大学の先生です。
薬草の話を写真を見ながら実物を確認し、
効能など、具体的に普段から私たちにできることを教えていただいた。
また一昨年、1年間通して共に学んだアーユルヴェーダ仲間との久しぶりの再会も嬉しかった。
学びは、本当に楽しいと感じる一日でした♪
2020年7月から、久々に名古屋で浅貝先生の初級講座が開催されます。